紺仁の染織(主な染め 主な織り)
紺仁の染織 (主な染め)
藍 AI その力強い独特の黒ずんだ藍は松煙墨による下染めの賜物である。
越後正藍染めは厳しい風土と伝統的製法 から生まれた雪国独自の藍染めである。
松煙 SYOUEN
松ヤニをいぶしてできたススにニカワを混ぜて練上げた松煙墨を豆汁と混ぜて引いたもの、それが松煙染めである。
その淡いながらも端正な色は遠く江戸時代には粋のシンボルとされた。
辨柄 BENGARA
インドのベンガル地方の建物塗装用の赤土は日本に伝わり、赤黒色の染めを生んだ。
インドの灼熱を連想させる。
その色は激しくかつ荘厳である。
紺仁の染織 (主な織り)
片貝木綿 KATAKAIMOMEN
昭和二十年代、紺屋としての仕事ぶりを買われ、柳宗悦の提唱した民衆工芸運動の一環として、彼の指導の下、片貝木綿という紺仁独自の織物を完成させる。それは観賞用の美ではなく日常生活にとけこんだ「用に即した美」という考え方を背負って生まれてきた生地である。柔らかく、シワになっても元に戻りやすいので気軽に扱え、季節にあわせバラエティーに富んだ色柄を楽しめる着尺である。
紺仁では他にも様々な染め織りをしております。
(筒描き、草木染、柿渋染め、広幅織り、絞り、綿縮み等)
こと仕事に関してはいつでも前向きな姿勢を保ち、お客様の要望に応えるよう努力しております。
伝統を守りつつも新しい商品の提案しています。
どうぞよろしくお願いいたします。